うちのててぃんは猫エイズキャリアなので、免疫が低く、1歳のときに拾ってから2年くらいは、3種混合ワクチンを打っていても猫風邪にかかったり、咽喉炎や口内炎でごはんが食べられなくなることがよくありました。
猫は口や喉が痛かったり、熱が高かったり、猫風邪などで鼻が効かなくなると餌を食べなくなってしまうことがあります。猫風邪はヘルペスウイルスやカリシウイルスによるものですが、ワクチンを打っていても、免疫が落ちていると抗体がつかず、かかってしまうことがあります。猫風邪をひいて食欲がないときというのは倦怠感、口内炎、鼻づまりによる嗅覚不能が主な原因。
そんな時に飼い主ができることは、しっかりと猫に食事をさせて体力を落とさせないことです。猫は食べない日は続くと肝臓の数値が悪くなってしまいます。病気の猫の給餌法について、私がやっている方法をいくつかご紹介します。
まず、高栄養の病中食を、自力で食べることができるか、猫の前に置いて様子を見ます。もしほとんど食べない、全く食べないときは、強制給餌が必要になります。
強制給餌とは、指やシリンジを使い、強制的に餌を食べさせることです。
目次
強制給餌のやり方
1.指で食べさせる
これは飲みこむ力のある若い猫に向いている方法です。下記で紹介しているぺースト状やゼリー状の餌とお湯を用意します。猫をうつ伏せにさせて、ペースト状の餌を指に取り、猫の口を開けて上顎にペーストを塗りつけます。このとき、猫を絶対に仰向けにしないこと。誤飲する恐れがあります。また、暴れる子はタオルで体を巻いて、足で挟むようにして保定しましょう。量は、猫の口に合わせた量で、少なめから始めた方がよいです。
2.シリンジで食べさせる方法
指で与えても吐き出してしまう場合は、大きめのシリンジで与えることになります。まず用意したシリンジに、お湯でゆるめたペーストやゼリー状の餌を入れます。猫の犬歯(牙)の後ろあたりにシリンジの先を差し込み、少しずつ、ゆっくりシリンジを押して餌を給餌します。理想のペースは、猫が舌でぺチャぺチャ舐められるくらいのスピード。
猫の病中食5つ
1.ヒルズのa/d缶を食べさせる
a/d缶を少しだけお湯でゆるめて、人肌より少し高めの温度にして匂いを立たせたものを猫に食べさせます。自発的に食べれないようなら、シリンジで強制給餌します。うちの猫の主治医の指示では、1日に1/2缶食べれば大丈夫とのこと。残ったa/d缶は、製氷皿に入れて冷凍。猫にあげるときは解凍して使うと、風味が落ちず猫が食べてくれます。
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2.ウォルカム高栄養免疫サポートを食べさせる
粉末状の高栄養の病中食です。ぬるま湯で溶いて、猫に食べさせます。嗜好性が高いので、食欲のない猫でもこれは食べてくれることがあります。自発的に食べることができないときは、シリンジで強制給餌します。
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3.ニュートリカルを食べさせる
少量で1日の栄養が摂れる病中食です。ゼリー状で高カロリーの流動食。指に取って舐めさせるか、猫の顎の上にくっつけて飲み込ませるなど、猫の状態によって、工夫して食べさせてみましょう。ティースプーン1.5杯を1日3~4回給餌します。
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4.ササミや毛羽先の煮汁にゼラチンを溶かす
これもうちの猫の主治医に教えられた方法ですが、ササミや毛羽先を30分くらい煮て、鶏の栄養が溶け込んだスープにゼラチンを入れて溶かし、さらに栄養分をアップさせます。茶漉しなどで、スープを濾し、人肌より少し高いくらいの温度にして、シリンジで口の横から少しずつ飲ませると、栄養分が高く、病気の猫でも痩せません。少しだけでも食べられるようなら、煮た身もほぐして猫にあげてみましょう。本来、猫は肉食動物ですから、肉は非常に消化がいいので、病猫にはうってつけなのです。
5.動物病院専用ちゅ〜るを食べさせる
猫のお医者さんが、「最終手段はコレ」という動物病院専用の高栄養のちゅ〜るがあるので、もらってきて猫に舐めさせます。自発的に舐めない場合は、シリンジに移して強制給餌します。市販の「エナジーちゅ~る」も同じく高栄養食品ですが、動物病院専用ちゅ~るとは別モノだそう。カロリーはどちらも14kcalで同じですが、動物病院専用ちゅ~るにはタウリンおよび乳酸菌が配合されておりまた、成分値で脂質の比率がエナジーちゅ~るは5.5%以上、動物病院専用ちゅ~るは3.8%という点も異なっています。市販はされていないので、動物病院の先生に聞いてみてください。
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はじめまして50歳代の主婦です。先月3年9か月一緒に暮らした保護猫を亡くしてから、色々な方の猫ちゃんに対する思いを読ませて頂いております。こちらへは、暮れに保護した猫の為、キャットウォーク等を勉強しようと探してましたら、猫専用アパートメントのインテリアや作りが素敵で、CS放送の「猫ヘルパー」に出てくるアメリカのおうちのようで日本にも作ってらっしゃる方がおられるんだと感心しておりましたら、こちらに「猫まみれの日々」を見つけ読ませて頂きました。
そうだったのですか~純血種の猫ちゃんにはそんな悲しい現実があったなんて。人間の欲は恐ろしいです。ちゃんすけちゃんの愛らしいお顔を拝見して涙が止まりません。
我が家の亡くなった保護猫も家の前にうずくまっていたペルシャ猫でした。ずっと元気でしたが、最後、風邪をこじらせてしまったようでしたが、頼りない獣医師で死因はわからないと言っていました。
うちは、年寄りのトイ・プードルがいて猫は飼った事がなく、警察署に預かってもらいながら飼い主さんを探しましたが見つからず、うちで飼う事にしました。
大人しく手のかからない2,5kg位しかない小柄な男の子でしたがミーと名付けました。年寄りだったのか来たとき歯が3本しかなくすぐまた2本抜けて最後は1本でしたが、歯茎でつぶしていたのか、ドライフードが好きで一生懸命食べていました。
人なつっこい子ではなかったので、最初はどうなる事かと思いましたが、徐々に私達家族4人に慣れてきて、朝「おはよう」と声をかけると「ニャ」と返してくれて、夜は夫と一緒に寝るまでになり、すっかり家族の一員になって、彼がいなくなるなんて考えてもいませんでした。
クシャミが出て鼻血が出たので、急いで獣医師に診せましたが、触診も検査もせず、点鼻薬と点滴してましたが、全くよくならず、後から知人に、何のウィルスか検査して特定しなければ、合う薬はわからないのでは?と言われ、獣医師を変えればよかったと後悔しております。
亡くなって初めてこどもを亡くしたように毎日悲しくて辛い日々です。泣かない日はありません。
目が釣り目で目付きがよくないのですが、その仏頂面で、ごはんを待っていたり、お布団を敷くのを待っていたり、甘えて頭でなでてくれと押してきたりする姿が愛おしくて可愛くて、いつの間にか私のすべてになっていました。この気持ちは飼った方でないとわかって頂けないと思います。
もうあの子に逢えない触れないあの子と見つめ合う事が出来ないと思うと頭がおかしくなりそうです。
家族は夫と息子達~男ばかりで、それなりに辛そうでしたが、私のこの辛い気持ちほどではないと思います。
こちらに書かれていた純血種の猫ちゃんの事情もわかりましたし、私も保護猫を飼った事で、色々調べたりボランティアの人に話を聞いたりして、ペットショップ等はない方がよいと思ってました。世界規模で一匹でも不幸な子を減らしたいと思い、動物愛護関連の記事を読み必要なら署名もしております。
今度の日曜日は49日の法要がありますが、私はミーとずっと一緒にいるつもりです。
ミーちゃんのこと、お悔やみ申し上げます。
愛猫を見送るのは、辛いことですね。私も今でも、ちゃんすけがいないのが寂しく、無意識に家の中で姿を探してしまいます。
鼻血が出て…、という症状は私もうちの猫たちで見たことがないので、ミーちゃんが何の病気だったのかわからないですが、獣医師には、経験を頼りに必要な検査をしないで、勘で治療をする先生がいますので、本当にその病気に合った治療ならいいのですが、そうでなかった場合、命に関わることにもなってしまうのだと思います。
私はアパートを猫仕様にリフォームするにあたって、ご自宅中にキャットウォークを張り巡らせたお宅を見せて参考にさせていただいたのですが、キャットウォークがあると、猫は上、人間は下と住み分けができ、スペースを倍広く使えて、そのお宅のネコちゃんたちがいかにものびのびと暮らしているのがいいと思いました。うちの猫アパートが、石川様のご参考になれば幸いです。